人生劇場

ハイクとかTwitterの番外編です

小さいご縁の話

向かいのサークルKが無くなって

割と長い間工事してて

美容院になってから・・・初めての冬かな。

そこはマンションの1階が店舗になってるんだけど。

美容院ができて以来、毎日毎日・・・というか毎朝・・・

割と年配の男性が

駐車場と建物周りを掃除している。

最初は美容院の関係者か、美容院の店主か?と思ったけど

それにしてはよく見るとおじいさんだ。

 

その掃除ってのが・・

周りの歩道がビシャビシャになって歩くのも注意しないと

足元が濡れてしまうかと思うくらいの水まいてて。

 

夏は打ち水どころか

そこからずごい蒸気が立って余計蒸し暑くて

この湿気が・・・未浄化霊が集まりそうな気もして

ちょっと嫌だった。

明らかに美容院の関係者ではない。住人の嫌がらせ?とか思ったり。

・・・時間が経って たぶん そのマンションのオーナーだろうと確信した。

確認はしてないけど。

これって冬にやられたら、凍るよね??(怒)とか思ってた。

 

時間が経過して、

毎日毎朝、出勤の時間に顔を合わせるので

そのうち

挨拶するようになった。双方時間の正確なこと。

おじいさん( おじさん にしておこうか)も「いってらっしゃい」とか

一声かけてくれるようになった。

 

逆に見かけないと

今日はどうしたんかな・・・?

と思ったり。向こうも思ってるかな、とか。

だから最近は嫌な感じはしてなかった。

 

 

そしてまた時が過ぎて

今朝。

いつものように掃除してたけど

やはり 周辺の歩道は水まいたところは全部しっかり凍ってた

そして 私が滑った

転ばなかったけどね。

 

おじさんが

「悪かった ゴメンゴメン! こんなことになるなんて 気づかなかった」

とマジで謝ってた。

「大丈夫です!寒いですもんねー!行ってきます!」と私は通り過ぎた。

 

 

小さなご縁だけど

いろんな感情が今まであったけど

 

 

おじさんに気づきと学びを与えたのは 結局私だった